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加藤展裕さん▽神奈川県生まれ、多摩美術大学絵画科油画専攻一年。制作したのは竹を組んだ骨に張り付けた帆布に模様を描いた作品。制作の感想は「エネルギーの塊。小さなYES/NOの繰り返し。これは何だろうという作品でいいが、何となく優しさは持っていたい」。
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桑田芳宏さん▽広島県生まれ、福山市在住の造形作家。制作したのは割り箸サイズの鉄をモビールのように糸でつなぎ、繭のような玉が糸でつながる作品。感想は「イメージは住居であり、帆布展の縮図。玉は意識が光っているもの。制作を通じて人間に対する考えが変り、自分にできることが広がった」
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青木邦恵さん▽大阪府生まれ、倉敷芸術科学大学工芸学科ガラスコース三年。制作したのは帆布の糸を巻いた大きな玉を首から下げる作品。感想は「臨月の人のお腹は十キロにもなるそうです。人の重さを想像してつくり、生まれる喜びを感じてもらうものにしました」。
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 森美樹さん▽広島県生まれ、倉敷芸術科学大学工芸学科ガラスコース三年。制作したのは帆布を反物のように教室いっぱいに広げ、布の一部を解いた作品。感想は「形をつくろうというイメージではなく、帆布への思いから生まれた形」。 |
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上村沙千子さん▽東京都生まれ、多摩美術大学造形表現デザイン科二年。制作したのは波打つ帆布をスクリーンに使い、島で感じたイメージをスライド映写する作品。感想は「百島で見たもの、感じたものを表現。映写を帆布の近くで見ると布が染まった感じに見えます」。
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 斎藤良太郎さん▽三重県生まれ、倉敷芸術科学大学美術学科絵画コース油画卒。制作したのは帆布に描いた絵と煙草の吸殻に帆布を巻きつけたパーツ、浜で拾ったパーツの並んだ作品。感想は「帆布以上に百島に感じた。現在と過去が溶けて流れ出す感じ。ここから生まれた時間が百島中に広がる感じ」。
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 斎藤知華さん▽神奈川県生まれ、多摩美術大学テキスタイル専攻二年。制作した作品は写真を表に張り付けた四角形の板で、切り込みを使って草履にもなる作品。感想は「平面が立体になる。芸術に関心がない人も訪れるから、そんな人にどう映るかを考えた」。 |
尾道帆布展を応援する会
主催は同展実行委員会とNPO法人工房おのみち帆布(木織雅子理事長)。第一回に参加後からプロデューサーとして係る新里かおりさん(神奈川県)は「期待が大きくなった分、悩みも大きくなったが、今回が私的には大成功」と述懐する。
テレビも全国放送した第一回ほどのインパクトはないが、今回もNHKが地方版で放送、ハイウェイNEWSセンターの季刊情報誌「Artery」も昨年の様子を入れて帆布が地域の架け橋となっている背景を紹介する記事をこの夏、掲載した。
三回の実績と第五回の目前という第四回は継続性の要となる重要な回だった。誰のための…という悩みと資金のあり方に悩みつつも、常に帆布展に参加した若い作家達に残される経験だけが確実な財産となる。それは目覚しいほどたくましく、裏方のやりがいを支えている。
尾道帆布展を応援する会(山北篤代表)では継続的に一口千円の会員を募っている。問い合わせはрO848・24・0807工房おのみち帆布まで。
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