びんごトピックス  2004年9月10日号 

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サンエスが太陽光採光装置と「空調服」を来春投入

潟Tンエス(深安郡神辺町)は太陽光採光装置「サンビエント」のモニター設置を開始した。 太陽光採光装置は太陽光を二枚の鏡で反射させ、日陰の部屋などを明るくするシステム。主鏡は太陽電池駆動で日の出から日没まで太陽を自動追尾、固定した副鏡に最適の角度で太陽光を送り、やや凸面形状の副鏡が部屋全体を明るくする。
平均七十ルクスの部屋を同装置で照らすと、平均六千ルクスまで上げることができる。
このほど商品化をほぼ終え、八月三十日に東京都板橋区の住宅に第一号のモニター機を設置した。十台までモニター設置を行ない、利用者の意見を取り入れて販売へ踏み出す。
また、作業服に電動の吸気用ファンを取り付け、上着内の空気を流動させることで体感温度を下げる「空調服」を埼玉県の潟Zフト研究所と共同開発中。
充電式ニッケル水素電池(単三四本)を使用、フル充電なら小型ファンで八〜十時間、大型ファンで四〜五時間連続稼動する。
来年の夏場での利用を想定、来春の商談開始が視野に入った。価格はユニフォーム代を含め一万五千円前後を予定。潟Zフト研究所では今年六月から先行してYシャツ、ブルゾンに同装置を組み込んだ商品をインターネット店舗(潟sーシーツービー)で販売、既に五千着に及ぶ実績を得た。こうしたことからユニフォーム市場を担当するサンエスでは普及に自信を深めている。

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ニッチコーディアル商事がアース電気保安協会の普及へ

高圧受電設備(キュービクル)の保安、管理の新方式による受託事業にニッチコーディアル商事(尾道市)が取り組んでいる。
昨年、電気管理技術者の任意団体、アース電気保安協会(同)が設立され、高圧受電設備の保安、管理業務に参入、同商事が県東部での普及活動を担当することになった。
アース電気保安協会は高圧受電設備24時間保安管理システム「ASSQ」(アスキュー)を使用、遠隔監視によって契約料金の引き下げを実現した。

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マナックが合弁会社設立を発表

難燃剤など臭素化合物の総合メーカー、マナック梶i福山市)は、天然ガスの開発やヨウ素等製造販売の合同資源産業梶i東京都)と総合商社、三井物産梶i東京都)の三社で、ヨウ素関連製品の開発、製造、販売を目的とした合弁会社を設立することに九月一日、三社の間で基本合意した。
合弁会社では、古くから医薬用に利用されているヨウ素関連製品の開発、製造、販売事業で、業界トップの実現を目指す、としており、2010年までに年商十億円を目指し、柱となる安定した製品群を保有、既存顧客への取引の拡大や新規顧客の開拓を進める。

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笠岡湾干拓で無人トラクターデモ

NPO法人、全国GIS技術研究会高精度位置情報部会の主催で八月三十日、笠岡市の笠岡湾干拓の一画で、GPS搭載ロボットトラクターのデモ走行を行い、営農家ら百五十人が最新技術に触れた。
プログラムされた通りの耕うんや蛇行走行を行い、集まった若手営農者や農機関係者らが熱心に見学。カーナビやGPS携帯で身近になりつつあるGPSを搭載したロボットトラクターを、省力化や薬剤コスト削減がメリットとなる精密農業に活かす可能性を探った。
その後の討論会などでは民間活力の導入と、ロボットなどITによる精密農業の展開による、安全な農産物を発信する笠岡ブランド確立を目指し、活発な意見を交換した。

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こぼれ話 (題名のみ)  2004年9月10日号


不動票が住み着いた山 福山城主の手腕に期待

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