びんごトピックス 2004年12月20日号 

表紙写真  

      
びんご経済レポートへ

府中の異業種交流グループがそば打ちセット発売

府中を中心とした異業種交流団体が家具部材を材料に開発したそば打ちセット「打ちたてポン」が商品化され、ラクリエイト(府中市)が発売元となり販売を始めた。年越しそばに合わせてヒット商品を目指す。
「打ちたてポン」は、府中らしさを取り入れ家具部材を材料とした「のし板」「のし棒」「こま板」「スティック」「フレーム」「プレート」のセットで、十五〜三十分で良質なそばを打てる道具。六三p×三三pののし板は集成材。ハンガーかけの一部で作ったのし棒は桜。水とそば粉を混ぜるスティックの柄は竹、フレーム、プレート、こま板は桐材。解説書とデニム製の収納バッグ、専用そば粉が二回分付いて一万四千八百円。初回は百セットを販売する。

(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)


古川製作所中期計画の業績堅調

真空包装機トップの褐テ川製作所(本社東京、本部・広島工場=三原市)は、新発売したガセット袋兼用自動袋詰めシール機は大手製菓メーカーに一号機を納入し、本格的にあられ等の菓子メーカー市場に参入した。また、十月五日から九日までの五日間、東京ビッグサイトで開かれた国内最大の包装機材展、「東京パック2004」に五機種を出展し、多くの関係者が訪れ盛会だった。
平成十七年一月期の業績予想では売上高六十二億円、経常利益七億円を見込む堅調な推移となっている。
同社ではこうした厳しい環境に対応して、技術力、開発力の強化や新規市場の開拓、海外市場の拡大、経営管理体制強化などに取り組む、三カ年中期計画「レボリューション&チャレンジ」をテーマに二年目を迎えている。大手精米機メーカーへの新機種納入やISO9001の認証取得を目指している。平成十八年一月期の三カ年計画最終年度では、売上高六十五億円、経常利益八億円を目指す。
同社は「OLD RIVERS」のブランドで知られる業界首位、国内主要都市に営業拠点をおき、海外では台湾、中国に営業所を開設している。主力のアメリカ、ヨーロッパなどは有力代理店が営業をサポートしている。

(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)


中国中央病院の新病院施設完成

公立学校共済組合・中国中央病院(赤木忠厚院長)は、福山市御幸町の県立ふくやま産業交流館ビッグーズ横に建設していた新病棟が完成し、十二月七日、関係者や来賓が出席して落成式を開いた。
十二日(日)には、近隣の一般住民や医療関係者を招いて見学会も開かれた。旧病棟から移転して二十四日から新病棟での診療が始まる。
完成した病棟は、敷地面積三万二千五百九十五平方m、施設は鉄筋コンクリート造り・免震構造六階建て、建築面積七千二百二十三平方m、延べ床面積二万三千四百九十八平方mで、これは旧病棟の一・五倍に拡張された。病床数は二百七十七床で現在より六床増える。

(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)


三原のJ`s MIHARAで美容師インキュベータービジネス

美容室「J‘s MIHARA」(三原市)はこのほど、独立開業を目指す美容師を対象に、店舗二階を貸し出して独立までのシュミレーションを小さなリスクで行える「美容師インキュベータービジネス」を開始、入店者の募集を始めた。
独立開業を目指す美容師にとって、店舗を構える際に必要な経費は数百万円かそれ以上で、リスクも大きい。そこで同店では、美容室開業に必要なほとんどの備品が揃っている二階を、保証金三十万円と、月々の売り上げの内数十パーセントを同店に支払うことを条件に貸し出す。欧米や東京では見られるが、県内ではまだ珍しいという。
軌道に乗り次第他地域に出店、多店化も視野に入れる。

(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)


こぼれ話 (題名のみ)  2004年12月1日号


50・60は鼻たれ小僧 豪商が伝える尾道学

(本文はびんご経済レポート紙面をご覧ください)



このページのトップへ