CD-ROM版尾道写真集～尾道まち案内・風水のまち

風水師・小林将利氏の解説より

風水では、山々を陽の気、水の気を陰の気で表す。これら陰陽の気がほどよく調和し、美しい景観をつくっている土地が吉相の地。風水学でみる尾道は陰陽が和合している素晴らしい「風水都市」。また、風水において巨石の果たす役割は大きく、大樹とともに「気の通り道」をつくる。尾道にはそうしてエネルギーをあふれんばかりに発している「パワースポット」が数多く存在する。

■瑠璃山上の「不動岩」	■海龍寺の「大盤岩」	■西国寺・三重塔裏手「九頭龍大権現」	■摩尼山上の「タンク岩」

尾道三山の一つ浄土寺山（瑠璃山）の山腹には不動明王を刻んだ不動岩がある。不動明王を見上げながら深呼吸をするといい。	海龍寺の裏手、浄土寺山の山腹には巨大な岩が連なっており、修験者が登るために鎖がかけられている。一段目の鎖を見上げながら静かに息を整えれば、岩のエネルギーが体にしみ通る。	西国寺の三重塔の正面左手から奥に進むと小さなほこらがある。その前に立てば溢れんばかりの気を感じることができ、超古代人も感じたであろう気を理解できる。	尾道三山の一つ西国寺山（摩尼山）の頂上にはタンク岩と呼ばれ、岩が重なる場所がある。西国寺からはミニ八十八か所めぐりをしながら気軽に登ることができる。
■艮神社境内の「神護岩」	■千光寺「玉の岩」	■福善寺裏の「尾道パワースポットの芯」

市内で最も歴史のある艮神社。境内は気が凝縮しているのが肌で感じとれる。特に本殿と神護岩の中間に立てばピリピリと気を感じらることができる。	尾道観光の名所は千光寺。その境内にそびえる大きな岩が「玉の岩」。古代ムーの神殿を偲ばせる「玉の岩」付近に立てば、気が満ち満ちているのが分かる。	千光寺の「玉の岩」と浄土寺の「不動岩」を結ぶラインと、西国寺の「タンク岩」から南に下ろしたラインの交点にあたるのが福善寺裏。この場所こそ「尾道パワースポットの芯」。

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